村山慶輔のオフィシャルブログ

前年比50%減でも黒字に

やまとごころの村山です。

ある飲食店のお話です。

コロナ禍で昨年3月以降売上が激減。
その後5月にやや持ち直したものの、前年比50%減。
にもかかわらずこの飲食店では黒字を確保したのです。

経営者であれば、
前年比50%減でも黒字になると聞いて普通は信じられないと
思います。

では何をすればこんなことが実現できるのでしょうか?

顧客が減り、時間が空いたところで
・1円単位まで徹底的にコストを見直し
・顧客に付加価値を提供する部分はいじらず、
キッチンペーパー等の雑費を徹底削減
・導線の見直し(人の動く歩数を減らす)
・体制の見直し
などなど。

前提としてこちらの飲食店は
1店舗経営で高単価なコースを提供しているお店です。

もちろん、コロナ前から取り組んでいたことも
あったのですが、コロナ禍で一気に舵を切り、即行動。

その上で新たに通販をスタート。
それが大ヒットとなり、その後はより安定して黒字を
確保しています。

ここで大切なポイントは、

売上減でも利益が出る筋肉質な体質を作る

ということです。

コロナ後も様々な経営リスクは続きます。
それも見据え、持続可能な事業を構築していくためには
今何をするかにかかっていると言えるでしょう。

昨年弊社のトークライブに何度か出演頂いた
企業再生で多くの実績を持つスラッシュ代表の坂本氏が
こう言っています。

企業再生には正しい順序とスピードがある

順序でいうと、まさに上記の事例のように
財務を再生(コスト削減・管理)した上で、
事業再生(新規事業の立ち上げ)をする。

そして、それをスピード感をもって
一気にやり切ることが大切です。

改めて

売上減でも利益が出る筋肉質な体質になっているか?
実現するためにはどうすればいいか?

を是非検討してみてください。

本日はここまで。

Ps. 坂本氏が企業再生とM&Aの講座を定期的に開催して
います。
私も参加しましたが、コンサルタントはもちろん、
経営者にとっても非常に有益な講座です。

本日の夜に説明会を開催されるとのこと、
興味ある方はこちらから申し込んでみてください。

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